トナカイの木ではプロジェクトによって、主婦や学生といったさまざまなライフスタイルのメンバーとパートナー契約のもと、企画や制作、進行のサポートを行っています。
今回は3人の現役学生を中心に企画からリサーチ、資料制作まで手掛けたプロジェクト『書店事例集』について、企画のきっかけや制作時のエピソードを実際のプロジェクトメンバーにインタビュー形式でお伺いしました!
プロジェクト概要
カテゴリ | 資料制作 |
テーマ | 書店事例集 |
内容 | 書店の発祥から業界の現状について、時代に合わせた変化やそれに伴うマーケティング事例など。企画から調査、資料制作まで。 |
制作期間 | 6ヵ月 |
使用ツール | PowerPoint / zoom / Notion / Slack |
PRODUCT MEMBER
浦井陽向(うらいひなた)
京都女子大学 3回生
趣味:オーボエを吹くこと
トナカイの木との出会い:
田中あゆ美さんのご紹介
倉本美輪(くらもとみわ)
京都女子大学 大学院1回生
趣味:韓国ドラマを観ること
トナカイの木との出会い:
田中あゆ美さんのご紹介
武部祥大(たけべしょうた)
大阪市立大学 3回生
趣味:コーヒーを淹れること
トナカイの木との出会い:
田中あゆ美さんのご紹介
― プロジェクトメンバーになった経緯
浦井さん:
今回の書店事例集のプロジェクトは、たまたまフサコさんとわたしで雑談をしていた時に生まれた企画でした。
デザインの勉強がてらに、新しい取り組みや面白いことをしているお店をリサーチして、実際に足を運んでみるということをよくしているんですが、その話を別件の打ち合わせ中にフサコさんにお話したところ「外部とのミーティングの際に、起爆剤として役立ちそうだからまとめた資料を制作して欲しい」と言われ、そのままプロジェクトリーダーを担当することになりました!
武部さん:
プロジェクトの企画段階ではまだテーマは決まっておらず、最初は『面白い店舗』を探してなぜ流行っているのかを調べて資料を作ろうという話でした。自分は大学の商学部でマーケティングを学んでいるので、モノが売れる仕組みや戦略性などを自分の知識を活かせるかもしれないと参加しました!
倉本さん:
わたしは今回のプロジェクト以前にも、同様の『オフィス事例集』の資料制作にも携わっていた経験があるので、ある程度の工程や流れが分かることからプロジェクトメンバーにお声掛けいただきました。
― 書店事例集の企画誕生秘話
倉本さん:
最初は「面白い店舗」をテーマにリサーチし、ドキュメントツールの『Notion』を使って自分たちが見つけたお店を書き出しました。
フサコさんの「ひとつの業種の店舗に絞ろう」というご提案から、プロジェクトメンバー3人でミーティングを行い、どの業種をテーマにするかを話し合いをしました。
武部さん:
書店、居酒屋、カフェ、ホテルなどが候補に上がっていたと思います。
選ぶ基準としては一つ目が実際に見に行けるかどうか、二つ目がプロジェクトメンバーの全員が興味があるかどうか、最後に三つ目が今の時代の流れで大きな変化があるかどうか。
それらの全てが当てはまるものの中から選ぶことにしました。
浦井さん:
広島尾道に旅行に行った際にゲストハウスに泊まったんですが、そのゲストハウスの奥にひっそりと営む本屋さんを偶然見つけたんです。小さな本屋さんなんですがオーナーさんが自分好みの本を集めたような個性溢れる魅力的なお店で、すごく心がときめきました。その時の体験をもとに、テーマを「書店」に決めさせてもらいました。
武部さん:
近年、耳で聴くオーディオブックやデジタル媒体の成長に伴い、減少傾向にある書店が今の時代にどういった変化があり取り組みが必要なのか、リサーチするにはぴったりだと言うことで同意しました。
― プロジェクトの進め方
浦井さん:
今回の書店事例集は企画から構成、制作まで全てイチから自分たちで行っていたので、ゴールをどこに設定するのかが一番難しかったです。
一度ミーティングがものすごく長引いてしまったことがあって、話し合いを進めるとどんどん内容が膨らんでいって、気が付くと3時間も経っていて・・・。
そこで、ちゃんとミーティングの終わりも設定しておかなければいけなかったなと反省し、次からは時間を決めてミーティングを行いました。
武部さん:
自分が主体的に担当したのは、プロジェクトの最初の部分で「テーマを何にするのか」の企画の部分です。何を作ってもいいという課題だったからこそ、『何を目的にするのか』『どういった要素が求められるのか』を突き詰めるところに一番苦労しました。
倉本さん:
企画が決まった後は資料を制作するにあたってどこを誰が担当するのかを分担して制作を進めました。主にWEBを中心にリサーチし、上手く情報が見つからない部分は近所の図書館や大学の図書館を利用して情報収集をしました。
― チームだからこそできたこと
武部さん:
自分個人の課題でもあるんですけど、資料制作にあたって何をつくるのかの企画の部分はとても得意なんですけど、資料を作るのがすごく苦手で・・・。スケジュール通りに制作を進めることができず、メンバーに迷惑をかけてしまうことが何度もありました。
だけど、浦井さんが資料のフォーマットや制作のガイドラインを用意してくださっていたことで、苦手な資料制作もなんとか進められたのはとてもありがたかったです!
チームメンバーが先に制作をどんどん進めていてくれたので、他のメンバーの進行方法などを参考にできて助かりました。
倉本さん:
ひとりで資料制作をした時とは違って、プロジェクトメンバーが居てチームで制作となると、役割分担など難しい部分もありました。
だけど、今回は他のメンバーがいたことで「この方向性で合っているのか」とか「相手に伝わる内容になっているのか」とかを、話し合いながら制作できるがより良い資料を作るうえで良い過程だったなと思います。
また、わたしも普段ひとりで制作する場合は、なかなか手が進まないタイプなんですが、チームメンバーが居ることで自分が先に進めておこうという気持ちになれました!
浦井さん:
わたしはこのプロジェクトのリーダーを任せていただいたんですけど、今まであまりリーダー的なポジションを経験したことがなかったので最初は不安でした。
だけど、ふたりがどんどん意見を出して進行を引っ張って行ってくださったのと、資料をいいものにしようという気持ちがとても強く感じられて、一緒にプロジェクトを進めるうえでとても安心感がありました。
― 将来の目標やプロジェクトで得られたもの
武部さん:
まだ自分や将来やりたいことやなりたい職業というのが決まっていないんですけど、若いうちに色んな経験を積んで、まずは自分の成長を大事にしたいです。自分が成長のために経験したことや行動してきたことを、他の人にアウトプットして他の人の成長に繋げられたら嬉しいなと思っています。
今回のプロジェクトで成功や失敗も経験して、自分の得意な部分と苦手な部分が明確になったので、今後自分の将来の道を選ぶときに活かせそうです。
失敗の中にも学びがたくさんあり、今まで見えていなかった自分と向き合うことができ良い経験になりました。
倉本さん:
わたし自身はリサーチや資料制作が割と好きなので、形ある商品を売ることよりもサービスを世の中に展開するためのサポートが自分には合っているんじゃないかなと思い、現在就活を行っています。
たくさんの企業があるなかで今回の経験を通して感じたのが、チームでの働き方を大切にしている企業が自分に合っているのではないかと思いました。個人の評価よりもチームで目標を持ってお互い高めあう、そんな環境が理想です。
今回の同世代のチームメンバーだけのプロジェクトははじめてで、上下関係もなくフラットな関係だからこそ、どんどん自分たちで意見が出せたなと思います。チームでの関わり方や、自分の得意な部分や苦手な部分と向き合うことができました。
浦井さん:
わたしは何かを作り出すことやクリエイティブなことが好きでデザインを学んでいるので、将来的にはデザインに関わるお仕事をしたいなと思っています。
何かを創り出すときって「どういうモノを作るのか」「どうやって作るのか」「作ったものをどう活かすのか」を考えて制作をします。今回チームでゼロから形にするまでを経験し、全体の進め方やプロジェクトの管理などチームでひとつの制作を実践的に学ぶことができて良かったです。
自分一人では絶対に考えつかなかったような部分も多く、チームで意見を出し合って深め合ったからこそ、素晴らしい資料を作ることが出来たと感じています。
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